医療保険の比較をして、どの医療保険がいいか、
この医療保険のどこが保険上のポイントになるのか、
医療保険にもさまざまな内容が考えられて、
この内容はいったいどういうことを言っているのか、
これら各保険の特長を見抜いていただくために、
余談をいろいろとまずご紹介しています。
医療保険をより理解していただくための基礎として、
いましばらく余談を続けさせていただきます。
これら余談を押さえていただければ、医療保険に限らず、
生命保険も、損害保険も、学資保険も、自動車保険も、
もっともっとよく分かるようになっていただけるはずです。
さて、今回は医療保険、というより、
「保険」事項の基礎:「責任準備金」についてです。
「責任準備金」とは、保険商品の仕組みを知る大事な大事な内容です。
ニュースや新聞などでも使われる言葉ですから、是非この機会に
頭の片隅にでも残しておいてくださいね。
責任準備金とは、生命保険会社が将来の保険金などを確実に支払うため、
保険料や運用収益などをもとに積み立てておく準備金のことで、
法律により積み立てが義務づけられています。
保険期間の前半よりも、後半の方が死亡率や発病率が一般的には高く
なりますから、前半のうちにしっかり積み立てて保険会社が将来に
備えている、というイメージです。
でも、幸いなことに保険金の支払いは必ず発生するとはかぎりません。
ずっ〜と健康で保険を使わない人も実際にはいますので、
保険会社は、各契約内容や年齢の死亡率などを参考に積み立てを
しています。
解約時に戻る解約返戻金はこの責任準備金の一部です
(途中解約の場合は、この責任準備金よりももっと少額です)。
また、万一生命保険会社が破たんした場合に備えて
「保険契約者保護機構」により、責任準備金の9割まで補償される
ことになっています。
ただ、あくまでも責任準備金ですから、支払った保険料が補償される
のではなく、各契約のその時点での責任準備金の9割、という額に
基づいて、保険の保障内容が削減されると理解しておいてください。
いかがでしょうか。責任準備金についてご理解を
深めていただけましたか。
では、次回は医療保険をはじめとする保険の「予定利率」について
お話したいと思います。

